僕は野菜の種を買うときは「固定種」を選んで購入することが多いです。
理由は「種採り」をするためです。
種採りは、野菜を育ててほったらかしにしておけば勝手にできるものもあれば、手間をかけて管理する必要のあるものもあります。
僕は手間をかけるほどの余裕はありませんので、ほったらかしで勝手に種採りできる種類の野菜を選んで種採りしています。
今回は初めてでも簡単!ほったらかしで種採りができた野菜について紹介をします。
※これからすぐに種おろしをする野菜です。
ほったらかしで種採りができる野菜とは
ほったらかしで種採りができる野菜とは以下のような性質の野菜だと考えています。
※ほとんどの野菜で種はとれますが、交雑すると種採りをする意味がなくなる可能性が高いため、この記事では「交雑しにくく、形質を維持できる=種採りができる」としています。
自家受粉とは自分の花粉で受粉する仕組みのことです。→交雑しにくい(形質を維持しやすい)
果菜類とは実を取って食べる野菜です。→実ができてしばらくすると種採りができるので手間が少ない。
今回の種採り整理した野菜
モロヘイヤ
モロヘイヤは冬に近づくと花を咲かせます。
花や種には毒があるためあまり触ったり口に近づけないようにしないといけません。
実ができると収穫してしっかり乾燥させます。僕は器に入れてガレージの屋根の下で保管し、先日種をほぐしました。
種が小さいので、人さやあれば十分な量の種が取れます。多様性を考慮し、複数の株から鞘を収穫して混ぜています。
丸オクラ
オクラは五画より丸の方が柔らくておいしく感じます。なので丸オクラしか育てていません。
これも1鞘で十分なのですがモロヘイヤと同様に多様性を考慮し、複数の株から複数の鞘を取って混ぜています。
シカクマメ
これは収穫が遅れて硬くなった鞘をそのままにして種になるまでおいておきました。1鞘で10粒ほど取れました。100粒くらいとりました。
平さやいんげん 穂高
これはさやいんげんでも、煮豆にでもできるマメです。
煮豆にするためたくさん撮りたかったのですが、昨年の栽培では失敗してほとんど実ができなかったので種を取ってリベンジします。
種採りのまとめ
ナス、ピーマン、トマト、キュウリ、カボチャといった夏野菜でも簡単に種採りができます。
交雑を考慮して少し離して植えていますが、畑自体広くないので気休めかもしれません。
でも、無肥料無農薬で育てるにあたり種採りをしてその土地にあった種をつないでいくことが収量にもつながると思っていますので、楽しみながらできるだけ種採りを続けていきたいと思います。
もしアドバイスなどがありましたらコメントを頂けると嬉しいです。
最後までお読みくださりありがとうございました!
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