こんにちは、なかちゃんです。
いつもお越しいただきありがとうございます!😄
実家の自然農の畝の様子です。
こっちの畑は「1年目から思うように育ってないなぁ」というのが率直な感想です。
自然農は取れるようになるまで3~5年かかるということは認識しています。生駒の自然農の畑では1年半くらいは自宅で消費できないくらいの収穫があり、その後(今年)は少し成長や収量がイマイチになってきました。畝を作ったときに有機物が土と混ざって養分になっていて、それがなくなってきたのかな?と考えています。自然農は畝の上に「亡骸の層」(野菜や草・ムシなどの朽ちたもの)が積み重なって養分が蓄積されていくと認識しています。
こちらの畑は今年から畝立てをせずに草むらの草を刈って平畝でやっています。畝立てをしていないので有機物が混ざるようなことはしていません。この違いがあるのかな?と考えました。
このように思ったので比較できるように実家の自然農の畑では畝立てをした畝を作って比較しようと思いました。
では、行ってみましょう!
畑の様子
野菜はあまり育っていませんが、草はメチャクチャ元気です。あまりに伸びているので草刈りをしましたよ。草刈り前の写真を撮り忘れたのですが、ひざから腰の高さまで成長していました😅
草刈り後の写真がこれ。だいぶスッキリしました。
スッキリしたのですが困ったことが・・・
草とともに三尺ささげも刈り取ってしまいました😫
平さやいんげんはキュウリネットのすぐ下に植えていたので大丈夫でしたが、三尺ささげはネットから10cmほど離れたところに植えていたのを忘れていました😰刈払い機でガーッとやったときに気づきすぐに止めましたが、残ったのはわずかです・・・種が取れるといいのですが😣
で、平さやいんげんは蔓が伸びていますが、鞘や豆がカビっていたりシワシワで成熟していなかったりで、種が採れるようなものは残っていませんでした・・・
トウモロコシの収穫
生駒の畑のトウモロコシはアライグマに全滅させられたので、こちらの畑で種が採れたらいいなと育てていました。様子を見るために1個だけ収穫しました。
台風で倒れており、かなり歯抜けですが何とか受粉しているようです。残りはもう少しこのまま置いておき種を取ろうと思います。
収穫したトウモロコシはレンジでチンして食べました。スイートコーンほど甘くはありませんが弾力があり素朴で飽きの来ない味です。
大豆を植えていましたが収穫できる状況ではないため刈り取りました😭
自然農の畑の畝立て
冒頭で言った畝立ての様子がこちら。ビニールマルチをかけているのは菌ちゃん農法の畝です。
生駒の畑ではスコップを使って1畝作るのに丸1日かかっていましたが、実家の耕運機を使って通路の土を耕して畝に上げます。
が、耕運機をかけている最中に夕立があり、この日の畝立ては中断。翌朝も足元はグジュグジュだったので翌週に畝立てをすることにしました。土をあげるのが結構大変なんですよね。土をあげた後は枯草をのせて冬野菜の準備をしようと思います。
これからの対応としては以下の手順を行います。
1.刈草をいったん移動させて通路の土を畝に上げる
2.畑の刈草が朽ちた土を畝の半分に置く(この刈草が朽ちた土の有無でどれほどの差が出るかを見る)
3.刈草を全体にかける。かなり多めにかけておく(亡骸の層が少しでも多く作られるように)
自然農の考え方の一つに「持ち込まない・持ち出さない」というものがあります。これは程度の問題と私は解釈しています。5年、10年経って豊かな畑になればそうでしょうけど(川口さんの畑は豊かすぎて生育障害が出るほどとのこと)はじめて間もない畑でこれを徹底するのはおそらく数年間の収穫を手放す覚悟が必要です。一応その覚悟でやっていましたが、いざその状況を目の当たりにするとやはり辛いものがあります。頭では2~3年は収穫できない覚悟はしていたんですけどね・・・いざ自分事になると精神的にはかなりきついです😓
であれば、自分の畑にあった過去の朽ちた土を使うこと、よそからいただいた刈草を使うことくらいは許容範囲ではないかな?と。化学肥料やホームセンターの牛糞鶏糞を入れるとちょっと違うかな?と思いますが、でも少し多い程度の刈草ならOKと判断したわけです。
自然農をされている方の中には自然農で言われていることを徹底される方もいることでしょう。これをやっている人は素直に凄いなと改めて感じます。でも僕はこれはかなりの縛りゲーだと今年実感しました。
僕の目的は化学肥料や農薬に頼らない、化石燃料にもできるだけ依存しない野菜の栽培です。自然農はその手段の一つです。なので菌ちゃん農法を試したりもしています。ということで最初の内は持ち込まないは僕の都合のいいように解釈することにしました。将来的には「持ち込まなくてもよい」状態になればいいだろうと。
僕の持論を述べましたが、ほかの人に強要するわけでもなく、批判をしているわけでもなく、僕の目的から反するわけでもないので自分の中では納得しています。気分を害した方がいらっしゃれば「スミマセン」です。
まあ、こんな感じでやっていこうと思っています。
それではまた!
最後までお読みくださりありがとうございました!
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