先日種をおろしたモロヘイヤがさっそく発芽しました。
市販の種と自家採種した種を分けて撒いたのですが、明らかな差が出たので紹介します。
結論としては市販の種の信頼性が高いということですが、自然農をするうえで自家採種で種をつないでいくことも重要なことなので種の取り方、品質について考えるきっかけとなりました。
これから自家採種を始めようという方の気づきになれば嬉しいです。
発芽の準備
4/23に種をおろして4/26に発芽しました。
かなり早いと思いますが、これは加温していたからだと思います。
加温の仕方は単純です。
はい、これで30度前後の簡易温室の出来上がりです。
ここに育苗トレイなどを入れるだけでOKです。
発芽した時の様子
こんな感じで上の4つが発芽して、下の5つは発芽していません。
上の4つが市販の種。下5つは自家採種した種です。
これだけの差が出ているのは明らかに自家採種した種に問題があります。
原因を調べてみた
結論としては自家採種した種は未成熟なものが多く含まれていたということです。
種を見たときに色が違うので「なんでかな?」「消毒してあるのかな?」くらいにしか思っていませんでした。
しかし、本来成熟した種は右の青っぽい種だということがわかりました。
茶色っぽい種はスカスカの中身のないものでした。
それにしても、写真に写っている種のほとんどが未成熟なものだと思うと、何をしていたんだろう😩
実は昨年に自然農をされている方からモロヘイヤの鞘をいただいた時も発芽しなかったので同じことが原因だったのかな?と思いました。
種の選別で水選や風選などをして熟したものだけを選ぶ方法があるのは知っていましたが、この種採りの時は全く何もしていませんでした。
原因がわかれば当たり前のことですが、気づかずにやって失敗していることって多いんだなと反省。
種採りを始められる方の気づきのきっかけになると嬉しいです。
本日も最後まで読んでくださりありがとうございました!
コメント