自然農を教えてもらえる赤目自然農塾に参加してきました。
奈良と三重の境にある赤目自然農塾、
自然農の本を読んでいると時折登場していました。
田畑を借りて実践できるとのことで、どんなことをするのか体験し、
可能なら田畑を借りたいと思っていました。
土曜日
■共同作業を通しての学び
朝から夕方まで土手などの草刈り。
ここで驚いたのは「決して課すものではありませんので畑の作業をしたい方はそのようにしてください」とのアナウンスがあり、
本当に自分の畑仕事をしている人がおり、それを当然のように認め合っていることです。
僕が今まで過ごしてきた社会では、
「みんなで一緒に」とか
「違うことをしている人がいる。ずるい。」とか
そんな発言が出てきそうなものですが全くない。
それが新鮮で理想的な空間だと感心しました。
僕は特にやりたいこともないので、
先日購入した鋸鎌で皆さんと一緒に草を刈りました。
新品なのでよく切れる。
ひたすら草刈りをした後は温泉へ。
ゆっくりお湯につかってから山荘へ移動。
夕ご飯を頂き、その後「言葉を通しての学び」です。
■言葉を通しての学び
自然農やその他に対して自分の意見や考えを発言したり、
ほかの方の発言を聞いて自分なりに考えることをします。
この日のテーマは「智・情・意」です。
哲学的な感じがします。
常連の方は川口さんの著書をあらかじめ目を通してどのようなことか把握してこられていました。
スタッフの方がテーマに応じた個所を朗読され、その内容に対して話をされます。
そしてどのように感じたかをいろんな方が発言するのですが、
「他人を批判することを言わない」というルールの中での発言となります。
普段は考えることがあっても人前で発言するようなことはありませんのでかなり貴重な体験でした。
日曜日
■実習の学び
100人を超える方が話を聞きに来られていました。
あまりの多さに驚きましたが、それほど関心のあることなのだなあと感じました。
この日は稲刈りの予定でしたが、十分に熟していないことから別の実習となりました。
稲の管理の仕方の話、そら豆の種おろし、レタスの苗植えなど丁寧に話をされました。
■田畑の案内(田畑を借りる)
翌月以降も現地へきて実践を希望する人には無償で田畑を貸してくださいます。
スタッフの方からのアドバイスもいただけるとのことですので貸していただくことにしました。
場所はこんなところ。
頑張って畑にしていきます!
ありがとうございます。