自然農を始めてもうすぐ丸2年になります。
自然農を始めるにあたり揃える道具『のこぎり鎌』『平鍬』『剣先スコップ』のうち、一番使用頻度が高いのこぎり鎌について感じたことを書こうと思います。
少しでも皆さんの参考になれば嬉しいです。
のこぎり鎌の選び方
赤目自然農塾ではステンレスではなく鉄製を推奨されていました。
材質 | 錆びにくさ | 研ぎやすさ | 自然農塾でのおススメ |
鉄 | △ 簡単な手入れすれば錆びない | ○ 研ぎやすい | ◎ おススメ! |
ステンレス | ○ ほぼ錆びない | × 硬くて研ぎにくい | △ できれば避けたい |
「研ぎやすいと手入れをして愛着が持てて長く使えます」とのことでした。
ネットで調べてみると材質以外にも
- のこぎりの目の粗さ
- 形(○○型とか)
- メーカー
などでいろんな違いがあることがわかりました。
さて、どれを選べばいいのだろう!?
とりあえずは使ってみないとわからない。
まずは自分の使い方を想像して選ぶことにしました。
今まで使ったのこぎり鎌は2つ
1つ目:金星の秋田型改良(細目)
切れ味が鋭く、笹を3日切り続けても全くへこたれない、強さと切れ味がありました。
これは1年以上使いました。頼もしさがありました。
不満としては、目が細かいので研ぎにくかった(研ぎ方を間違えていたっぽいですが・・・)
2つ目:豊稔 荒目鋸鎌
しかしこれは失敗でした。
1本目ほどの過酷な使用環境ではないうえ、使用期間は半年ほど、夏を乗り越えていないのにこのありさま。
刃こぼれが酷過ぎます。先が丸くなるのではなく欠けてしまっています。
笹は刈ったりしたけど、1~2時間ほど。
種おろしの前の宿根を取るときに石に当たったりはしたけど、それ以外はちょっとした草取りくらい。
1つ目のものに比べると弱さ・もろさが目立ちました。
たった2本しか使っていませんが、こんなにも切れ味や耐久性に違いがあるものだとは思いもしませんでした。
これはメーカーの違いか、商品のグレードの違いか、それ以外の理由か、経験が少ないので断定はできません。
でも、値段が大して変わらない(どちらも千円もしなかった)のだから、しっかりしたものを使いたい。
やっぱり使ってみないとわからない
自然農を始めるときは、笹、セイタカアワダチソウなど固めの草を刈るため結構過酷に使う。そのあとは土に刺して使うため、結構頻繁に石に当たる。
切れ味の持続と石に負けない強度が必要。
使い勝手は人それぞれだからこれが一番とは言えないけれど、
でも少しでもいいもの、長く使えるものを選びたいですよね。
いい商品が売れて、メーカーさんが潤えばさらにいい商品が増える。
僕のおすすめはキンボシさんののこぎり鎌かな。と思っています。(形状はお好きなものを!)
最後まで読んでくださり感謝!!
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