雑草はエリートだ!?

思うがままに

実家の畑の草取りをしていて気づきました。

「雑草って嫌われているけど、すごい競争を勝ち抜いてきている、いわばエリートなんだ!」

なぜこんなことを感じたのか・・・

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どうやったら効率よく草取りができるか

最初は鍬で草取りをしていました。でも土も一緒に削ってしまうし、草が鍬にまとわりつく。

「土を極力削らずに楽にうまく草取りができる方法はないかな?」と考えました。

「鍬だと細かい作業ができないな。なら手でやってみるか。」

いわゆる『草むしり』ってやつです。

そうしていると草との距離が近くなったこともあり、実家の畑ではスズメノカタビラなどのイネ科は少なく、オランダミミナグサやオオイヌノフグリなどのワサッとした草(?)が多いことに気づきました。

なぜだろう??

観察していると、なんと!、下の絵のようにワサッとした草が地面を覆うことでイネ科の成長を抑制していたのです。

ほかの草よりも少しでも早く芽を出し、成長し、日光を独り占めする。

そうすることでライバルの力を削ぎ、自分の有利な展開に持ち込む。

なんて弱肉強食な世界だろう。

こんな厳しい世界を勝ち抜いた超エリートさんだったんです。

嫌われ者の雑草は本当はすごい子だったんです!

野菜は人の助けが必要?

さて、僕たちが育てる野菜はどうでしょう。

種をまいてもらい、大事に過保護に育てられる。

超エリートさんからの攻撃があってもさらに強者の人間さんがその脅威を取り除いてくれる。

最後は人間さんに収穫されてしまいますが・・・

草にまみれても勝ち残る野菜はまれにいますが、やはり過保護に育てないと雑草に負けてしまうことがほとんどだと感じます。

「野菜ってひ弱君なんだ・・・」でも本当にそうなのかな?

雑草はその土地にあった最適な種類のエリートが生えています。

一方で野菜は人間が収穫したい種をまく(苗を植える)のでその土地に最適な種類かどうかわからない。

なので同じ土俵ではないとも言えのではないか。

その土地に最適な野菜の種を撒いたのなら、ひょっとすると何もせずとも雑草に打ち勝ち、繁茂するのではないかな?

もしそうなら、そんな栽培をしてみたいな と思った瞬間でした。

効率よく草取りする方法

で、今回の草取りで効率が良かった方法は、ずばり「ねじり鎌」でした。

草だらけで草取りが面倒になるような見た目ですが、下の絵の赤い部分を切れば草刈りが完了です。

下の写真では草を手で持ち上げて根本をチョンと13削りするだけでこんなにきれいに草取りができました。

まとめ

今回は実家の畑での最適解ですので、宿根草が多い僕の畑では話が異なります。

でも、状況に合わせた対応が必要ということがよくわかりました。

そして何より、普段生えている草たちにもっと敬意を持ってもいいのかもしれないということ。

皆さんも草取りをするとき、そういう目でると面白いかもしれませんよ!

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!

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