自然農と菌ちゃん農法の生育の違いについて

野菜の栽培

こんにちは、なかちゃんです。

いつもお越しいただきありがとうございます!😄

管理人の畑はほとんどが自然農で栽培していますが、今年の1月から菌ちゃん農法の畝を作り始めました。

自然農と菌ちゃん農法の共通点は、無肥料(無化学肥料)・無農薬・不耕起栽培であるということで、これは共に管理人が目指している栽培方法です。

この2つの栽培方法について畝立て1年目での生育比較してみましたよ。

では、行ってみましょう!

スポンサーリンク

比較することについて(管理人の思いも含め)

今回は自然農と菌ちゃん農法の比較をしています。

このブログは自然農をされている方もよく見てくださっています。菌ちゃん農法をされている方はあまいらっしゃらないかもしれません。(少しはいますが・・・)

あらかじめ言っておきますが、優劣をつけることを目的としていません!

世の中には○○農法というものがたくさんあり、それらを実践されている方がたくさんいらっしゃいます。それぞれのやり方についてはそれぞれの方の思いがあり、僕はそれらを尊重しています。

僕は自然農を中心に栽培していて、よく「農薬は悪」みたいに言う方もいらっしゃいますが、その人はそう感じているのでしょう。

しかし、僕は農薬は効率化をするためには必要なものと考えていますが使っていません。実家では農薬は使っていませんが除草剤は使っていますし、刈払い機や耕運機も使っていて、僕も手伝いの時にはそれらを使っています。それぞれの方が信じることをすればよいと考えています。

今回の比較は、いい/悪いではなく、どのような違いがあるのかについて僕の中で整理して今後の栽培をどうするのかを考えるための覚書のようなものと認識ください。

新たに取り組まれる方のための参考として少しでも役立つかもしれないと思っての記事です。

農法の比較

自然農と菌ちゃん農法の違いについて、管理人が認識している違いをかき出しました。

実践されている方にとっては認識が違う部分や項目の不足があるかもしれません。その時はコメント欄やお問合せフォームからコメントを頂けると嬉しいです。

自然農菌ちゃん農法
肥料無肥料
「補い」として米ぬかや油かすを使用
無肥料
畝立ての際に木・竹・草・もみ殻などの有機物を使用
必要に応じて液肥を使うこともある
農薬使用しない使用しない
耕耘耕耘しない
畝立てでは土を動かすが、
その後はできるだけ土動かさない
耕耘しない
畝立て時は有機物を入れるため土を動かすが、
その後はマルチをかけて土を動かさない
畝では草整理が必要マルチをしているため比較的手間は少ない
資材外部から持ち込まない
畑や周辺で採れた有機物を使用
ビニールマルチを使用
木やもみ殻など外部から持ち込む
ビニールマルチは積極的に使用
水やりしないしない
考え方亡骸の層(有機物)を作る
積み重なった有機物で養分を得る
糸状菌などの菌による窒素を利用
菌とつながることで養分を得る

生育の比較

管理人の畝で比較します。

自然農1年目:放棄3年。高台なので水はけがよいので草を刈ったが畝立てをせず

菌ちゃん農法1年目:自然農1年実施した場所を耕耘、有機物を入れて4か月。糸状菌を確認

※ともに1年目でありほかの畑では全く異なる結果となる可能性が十分にあります。

白皮砂糖南瓜

まずは白皮砂糖南瓜の比較。定植後1か月の様子です。2つの苗を植えています。

菌ちゃん農法の苗は一気に大きくなっています。😮うまく菌とつながれたのでしょうか。それとも耕耘したことで有機物が効いているのでしょうか。原因はわかりませんが一気に成長しています。肥料らしいものを入れていないのに慣行農法と遜色のない成長だと思います。すげえ👍

自然農の苗は成長しています。僕の自然農の畑だとこれくらいが普通だと思います。草に埋もれかけていますね😅もっと長くされている自然農の畑ならもっと育っているのでしょうね。

先ほどの菌ちゃん農法の成長と比べるとやはり見劣りします。いつも隣の畑(有機肥料での栽培)を見ていてついつい比較してしまう心境ですね😓

黒もちトウモロコシ

今度は黒もちトウモロコシの比較です。こちらも定植後1か月です。一番成長していて太いもの比較しています。自然農には10本、菌ちゃん畝には6本定植しています。

菌ちゃん農法の苗は太く、葉や茎の色が濃いです。しっかりと成長していることがうかがえます。

自然農の苗も普通(僕の自然農の認識では順調そのもの)に育っています。放棄後にエンドウを植えてその残渣をしっかり入れているので成長がいいのかもしれないと思っていますが、理由は定かではありません。

先ほどの南瓜と同じく菌ちゃん農法の方が成長が早くしっかり育っているように思います。

今回の比較結果より

再度になりますが、優劣をつけることが目的ではありません

自然農、菌ちゃん農法ともにメリットデメリットがあると思います。

僕は無肥料・無農薬・不耕起栽培でほったらかしでもあまり手間がかからずある程度収穫ができ、自然に負荷がかからない方法で栽培したいと考えています。この観点から自然農が良いと思い約2年ほど実践してきました。自然農が安定するまで3~5年ほどかかると言われており、まだその領域にすら達していない段階で比較などはおこがましい限りです。でも、人にとって時間は有限です。結果が出るまで何もしないということは人生を無駄にしていると考えていますのでこの段階で比較した次第です。

今回の結果から、あくまで僕の畑での比較・僕の感触から考えると、菌ちゃん農法の畝の割合を増やすことを考えています。自然農はもちろん継続しますが、菌ちゃん農法も並行して栽培と続けて違いを知るためです。今後菌ちゃん農法一本にするか自然農に戻るか、並行して続けるか、まったく別の栽培をするか、それは全くわかりません。ただ、盲目的に一つのことを信じて続けるだけではなく、いろいろ試してみようと考えています。

今回の比較については気を悪くされる方もいらっしゃるかもしれませんが、何度も言うように優劣ではなく、違いについての比較をしています。比較しないことには違いは判りませんので、ご了承くださいね!

今回の比較をするために定植や経緯を確認した記事はこちら!

最後までお読みくださりありがとうございました!

↓↓押してもらえると励みになります!!

コメント

タイトルとURLをコピーしました